タナ障害(ポキポキ音が鳴る膝の痛み)
こんな症状でお悩みではありませんか?
- しゃがんだり正座をしたりすると違和感や痛みを感じる
- 運動をすると痛む
- パキンという音がなる
- 手術をしたけど、痛みがおさまらない
タナ障害とは?
しゃがんだり正座をしたりすると違和感のある膝の痛みでお悩みではありませんか?
この不調でお悩みで、当院にお越しいただく方は病院でタナ障害と言われお越しいただく方が多いです。
タナ障害は、膝の痛みを生じる障害です。
膝の屈伸を繰り返す人や打撲を伴う激しいスポーツを行う人に起こる障害です。
膝を屈伸するときに、痛みや違和感があり、ひっかかるような感じや挟まるような感じがします。
パキンという音がすることがあります。
人により痛みの感じ方が違い、膝の皿のあたりが重苦しい、膝に挟まったような感覚がある、といった症状が現れます。
患者は10代~20代の若い人に多く、男性よりも女性の割合が高くなっています。
発症しやすいスポーツとしては、野球、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、陸上競技などになります。
タナ障害の原因
タナ障害の原因は、膝関節包と呼ばれる部分にある「タナ」と呼ばれる滑膜ヒダが、膝蓋骨と大腿骨の間に挟まれ、炎症を起こすものです。
タナの部分に炎症が起き、違和感や痛みを感じるような症状です。
タナそのものに問題があるわけではなく、その周囲の骨との摩擦や激しい動きにより、タナが肥厚化したり、瘢痕化したりすることで痛みをもたらします。
膝を酷使する、打撲する、太ももの筋肉が疲労して緊張していれば、タナにも負荷がかかります。
タナがない人もいますし、タナの形状も様々ですので、人により症状にも違いが出ます。
似た症状を持つ病気や疾患
タナ障害とよく似た症状の疾患は、半月板損傷や膝蓋大腿関節不適合症候群です。
半月板損傷は、膝の痛みの他に、引っかかった感じがあったり、膝の曲げ伸ばしができなくなったり、膝関節部分が腫れる疾患です。
膝蓋大腿関節不適合症候群は、膝蓋骨の厚さが不十分であったり、膝蓋骨と重なる太腿骨の溝が浅いと関節がうまく適合せず、膝蓋骨が脱臼・亜脱臼します。
太腿を内側にひねったり、骨盤が広がったり、膝が外側に開いたりしている場合に起こる疾患です。
若い女性に多い疾患としても知られています。
合併症
膝の障害や疾患は多数ありますが、タナ症候群には、合併症がありません。
似た症状には、半月板損傷や膝蓋大腿関節不適合症候群などがありますが、いずれも発生原因が違っています。
膝周りが重苦しい感じになったり、膝の内側を押すと強い痛みを感じます。
初期症状では、膝を動かすときに痛みが生じます。
そのまま放置していると、安静時であっても膝の部分にジンジンとした痛みを感じ、その痛みが長時間続きます。
病院での判断基準
タナ症候群は、膝の内側が痛むと同時に、膝を動かしたときに、パキンという音がします。
こうした音からタナ症候群が疑われる場合は、病院に行ってMRI検査の画像げ判断を行い、タナの存在を確認して、最終的な判断を下すようになっています。
また、タナ障害を自分で見つける簡単な方法があります。
膝の皿の内側に親指を当てた状態で、膝の曲げ伸ばしを行います。
その際、ポキポキとかパキパキといった音がした場合、タナ障害を疑ったほうがいいでしょう。
正確な状態を知りたい方はもちろん、病院でみてもらってください。
自分でできる対策、予防法、セルフケアなど
タナ症候群は、一度かかると再発しやすい障害です。
また、予防を行うことができますので、膝の痛みの症状が出やすい人は、しっかりと対策を行いましょう。
タナ症候群が慢性化しないためには、膝の周りの筋力を強化し、ストレッチ等により柔軟性を上げるようにすることです。
日常的にスポーツを行う人やスポーツ選手であれば、トレーニングを念入りに行えば、タナの摩擦が起きにくくなります。
また、膝にはサポーターを装着して、膝の冷えによる筋肉の硬直を防ぎ、タナの炎症が起こらないようにすればいいでしょう。
カイロや入浴なども有効な予防方法です。
タナ障害でお悩みの方へ
一般的に軽症のタナ症候群では、経過観察を行いますが、スポーツ選手であれば、しばらくトレーニングなどを中止し安静にします。
必要に応じて、アイシングや消炎鎮痛剤を服用し、湿布の貼り付けを行います。
こられはあくまでも対症療法です。
炎症は1~2か月程度でなくなります。
タナ症候群が慢性化した場合は、膝の痛みや違和感が軽減しません。
スポーツや仕事、階段の昇り降りにおいても、支障が出るようであれば、手術を選択するかもいます。
タナ症候群の手術は、膝の関節内に関節鏡を差し入れてタナを切除するものです。
傷口は小さいので、数日間で通常通り歩くことができます。
タナ障害は、膝の屈伸時に痛みや違和感を感じます。
膝のお皿の部分が重苦しかったり、何かが挟まっていたり、人によって感じ方が違います。
膝の痛みや違和感を感じたときに、そのまま対処しなければ、激しいスポーツをしている人であれば、症状が悪化していきます。
ひどくなると、安静にしていても、膝が痛み、長時間その痛みが続きます。
膝を酷使するスポーツを行う人は、できれば症状が軽いうちに施術を始めたほうがいいでしょう。
仙人堂では、膝蓋骨と大腿骨の歪みを正しい位置に矯正し、炎症を抑えることで痛みを解消させていきます。
聞きなれない名前で、不安に感じる方も多いと思いますが割と多い疾患です。
アクセスマップ
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